大原家が愛したピアノCFで修復 美観地区で12月6日から公開

倉敷市の実業家大原孫三郎が購入したピアノが、クラウドファンディングで修復されました。12月6日から美観地区の国重要文化財・旧大原家住宅で一般公開されます。世界3大ピアノの一つ、ドイツのベヒシュタイン社が1928年に作ったアップライトピアノ。納入時期ははっきりしないものの、長男の実業家總一郎が「心に深く染み入る音」と気に入るなど一家で愛したと伝わります。老朽化とともに眠ったままになっていましたが、孫三郎のやしゃごに当たる方などが活用に向けて修理を計画。山陽新聞社などのCFサービス「晴れ
!フレ!岡山」で費用を募りました。東京都内のピアノ工房でおよそ9ヶ月がかりで再生させました。今後は定期的にコンサートが企画されるそうです。