全編岡山ロケ「孤独な楽園」完成 片嶋監督最新作、23年初夏公開

倉敷市を中心に全編岡山ロケを行った映画「孤独の楽園」が完成しました。「アジアの純真」などで知られる片嶋一貴監督の最新作で、瀬戸内海に面した町を舞台に、愛を探し求める人々の孤独と希望を描きます。2023年初夏に全国公開予定です。母に捨てられ心に傷を負った少女と、瀬戸内海の島に暮らすスランプに陥った人気小説家。少女が代筆した一通のラブレターをきっかけに、出会うはずのない二人の運命が交錯し奇妙な交流が生まれていく・・・。少女は長編映画初出演の俳優おおつぼあきほ、小説家は劇団EXILEの青柳翔が演じます。少女の住む港町の撮影地となったのは、倉敷市玉島地区。ロケは2020年8~9月に行われ、倉敷市玉島の他、倉敷市中心部、浅口市寄島町を巡りました。玉島のドラム缶橋を渡るシーンや少女が倉敷市の住宅街で母親を訪ね歩く場面などが登場します。作品は2021年秋の公開予定でしたが、コロナ禍の影響などで完成が遅れていました。