和の光で包まれる白壁の街並み 9日から「倉敷春宵あかり」

倉敷市美観地区一帯の夜をあんどんなどで彩る「倉敷春宵あかり」が9日に始まります。歴史が息づく白壁の街を温かみのある”和のあかり”で包み、観光客の方々をおもてなしします。31日までです。メイン会場の倉敷川沿いには、和傘をランプシェードに見立てた「和傘あかり」を展開し、色とりどりの100基が川面を照らします。観光施設や商店の窓に影絵を映し出す「影絵あかり」は倉敷物産館、井上家住宅など8ヶ所で行われます。倉敷アイビースクエアは期間中、風船を模した和柄の和柄のつり飾りを初めて設置します。週末や祝日は、スープやカクテルを提供する「春宵カフェ」を中庭で開きます。初日は午後5時半から、今橋でオープニングセレモニーが行われます。期間中は毎週土曜午後6時~7時20分に川舟を臨時運航するほか、ちょうちんを手に一帯を巡るイベント(16、17日各午後5時半~8時半)もあります。点灯は午後5時半~9時。実行委は「写真映えするスポットが随所にある。美観地区一帯をめぐって楽しんで」呼びかけています。問い合わせは事務局の倉敷コンベンションビューロー(☎086-421―0224)。