辰にちなんだ植物標本11種 倉敷市立自然史博物館で展示

今年のえと・辰(たつ)にちなんだ植物展、倉敷市立自然史博物館で開かれています。とがった穂先が鋭いタツヤなど竜に関連した名前が付いた11種類の標本が並び、来館者を楽しませています。2月4日までです。3階展示室にコーナーを設置。ひげのような細長い葉が伸びるリュウノヒゲモ、茎にうろこ状の葉が重なるギンリュウソウ(銀竜草)など竜を連想させる形の植物が目を引きます。それぞれ名前の由来の説明文もあり、リンドウ(竜胆)は苦みが強い特性を竜の肝に例えて名付けられたと記されています。倉敷市立自然史博物館は「県内に分布する身近な植物ばかり。辰年に合わせて探してみてほしい」としています。午前9時~午後5時15分。月曜休館。一般150円、大学生50円、高校生以下と65歳以上は無料です。問い合わせは倉敷市立自然史博物館(086―425―6037)。