海辺の紅葉~アッケシソウ色づく・浅口市寄島町

環境省のレッドリストで絶滅危惧2類に指定されているアッケシソウが、浅口市寄島町の自生地(市天然記念物)で赤く色づき始めました。今月末にかけて次第に赤みが濃くなり、15日から一般公開されます。アッケシソウはヒユ科の1年草で、秋の深まりとともにたかさ10~40cmの茎が緑から赤に色を変えます。自生地は瀬戸内海沿いにあり、保護活動に取り組む地元の「アッケシソウを守る会によると、展望台付近の観賞エリア(25α)では全体の5割ほどが赤く染まっているそうです。守る会が毎年開く観察会「アッケシソウ祭り」は新型コロナウイルス感染防止のため2年連続で中止。一般公開では観賞エリア近くまで車で入れるようにフェンスを開放するそうです。山より一足早い「海辺の紅葉」を多くの人に楽しんでほしいとのことです。一般公開は10月15日(金)~24日(日)までの9時~16時。