樹下を彩る深紅の花 矢掛・圀勝寺のツバキが満開

岡山県矢掛町東三成の圀勝寺(こくしょうじ)で、町天然記念物のツバキが満開を迎えました。深紅の花と濃い緑色の葉が美しいコントラストを見せ、枝から落ちた花も赤いじゅうたんのように樹下を彩っています。例年より1週間ほど遅い3月中旬に咲き始め、ここ数日で一気に開きました。樹齢推定350年、高さ約6メートル、四方9メートルに大きく広がる枝には無数に花が付き、時折ポトリと落ちます。今月中旬まで樹下の見ごろが楽しめそうといいます。住民でつくる椿会が世話をしており「境内には桜もあり、一緒に楽しんで」とのことです。椿会は6日午前9時~午後3時、お茶などを振る舞う「椿祭り」を開きます。