昆虫標本や化石「お宝」600点 倉敷市立自然史博物館で秘蔵展

えりすぐりの収蔵品を展示する「秘蔵お宝展」が倉敷市立自然史博物館で開かれています。絶滅種や突然変異個体の昆虫標本や化石が来場者の目を引いています。10月9日までです。収蔵する104万点の中から約600点を選出。シーラカンスやアンモナイトの化石、絶滅種・ニホンオオカミのミイラ化した頭部、植物学者・牧野富太郎博士が採集した竹のひょうほんが並びます。県内で発見された突然変異個体も披露。雌雄両方の特徴をそなえ左右の羽の色が異なるガの一種・ヤママユをはじめ、黒いモンシロチョウやオレンジ色のクマゼミが展示されています。開館40周年事業の一環で、会期中は学芸員による展示解説や収蔵庫探検施。時間は午前9時~午後5時15分。観覧般150円、大学生50円、高校生以下と65歳以上は無料です。月曜休館(祝日の場合は翌日)。問い合わせは倉敷市立自然史博物館(086―425―6037)。