倉敷音楽祭 4年ぶり ”春の音色” 3月4日~21日 地域特集は北日本

第37回倉敷音楽祭が3月4日~21日、美観地区一帯を主会場に繰り広げられます。新型コロナウイルスの影響で4年ぶりになります。地域色豊かなステージから市民参加の公演、クラシックコンサートまで18の有料・無料プログラムが企画されており、倉敷のまちを”春の音色”で包みます。恒例の地域特集は「北日本」。初日に倉敷市芸文館で催すオープニング講演では、市を拠点にするダンスグループ「ズンチャチャ」とYOSAKOIソーランの演舞チーム「室蘭百花繚蘭」(北海道)、郷土芸能の「わらび座」(秋田県)が共演します。このほか、津軽三味線の吉田兄弟(5日)、宮城県出身のシンガー・ソングライター中川晃教さん(19日)らも登場します。市民参加・制作による公演は、倉敷天領太鼓(12日)、西日本豪雨で被害を受けた真備町地区の復興を描くミュージカル(19日)などもあります。美観地区の倉敷川と倉敷物語館、芸文館の3ヶ所では計約90組が歌や演奏を披露する町並みコンサート(18,19,21日の各日午前10時~午後3時、観覧無料)を行います。クラシックでは、倉敷市出身のピアニスト松本和将さんらのトリオを迎えた室内楽コンサート(21日)があります。詳細やプログラムは音楽祭のサイトをご覧ください。