倉敷美観地区が日本夜景遺産に 市内3ヶ所目 ライトアップ評価

全国の美しい夜景を認定する「日本夜景遺産」に、倉敷美観地区が選ばれました。伝統的な町並みをライトアップし、夜景観光の活性化に努めている点が評価されました。日本夜景遺産は、各地の夜景を観光資源としてPRするため、民間団体「日本夜景遺産事務局」が、2004年から認定し、これまで全国280ヶ所が選ばれています。倉敷市では「鷲羽山」「鷲羽山スカイライン」に次いで3か所目で、中国地方では山口県下関市と並び最多タイとなります。美観地区は国の重要伝統的建造物群保存地区に選定され、江戸期からの町並みを保存。2005年から建造物や柳並木をライトアップし、「ハートランド倉敷」「倉敷春宵あかり」といったイベントも定期的に行っています。明日、栃木県足利市で開催される「夜景サミット2023in足利」で認定証が授与されます。今後、市内の夜景スポットを紹介するリーフレットを作りPRに力を入れる方針で、倉敷市観光課は「『夜景のまち』を前面に出し、観光客誘致に努めたい」としています。