倉敷美観地区　柳の剪定始まる

夏に向けて倉敷美観地区の倉敷川に並ぶ柳の選定作業が始まりました。倉敷美観地区の中心を流れる倉敷川の河畔には１３８本もの柳が並んでいます。夏の観光シーズンを前に柳の形を整える作業が昨日（１９日）からはじまりました。午前９時、大原美術館前から始まった作業は３０日（金）まで行われ、１１日間で入船橋までの８００ｍ区間に並ぶ柳を市から委託された造園業者が剪定します。作業は木の形を整えることで川沿いの景観を遮らないようにするためや、風通しをよくして病害虫が付きにくくするために年に３回行われています。剪定された柳はすっきりした印象となり、川船に乗れば、倉敷川を渡る船上からレトロな街並みと美しく揺れる柳並木風景を楽しめます。今年の剪定作業は、２回目を９月、３回目を１２月に行なう予定です。