JR倉敷駅南の商店街を大型写真で彩る公募展「倉敷フォトミュラル」が開幕しました。自然や人物、動物などを思い思いに切り取った力作が、アーケードを行きかう人たちの目を楽しませています。11月14日までです。「楽しい」と「猫」をテーマにした2部門に、県内外から1065点の応募があり、写真評論家の飯沢耕太郎さんが55点を選出しました。2種類の大きさの布にプリントし、アーケードに吊り下げています。あどけない子どもの表情、絵画のような花々、伸びをする猫などさまざまな被写体の一瞬を収めた作品が通りの天井をおおっています。「倉敷フォトミュラル」は2004年から実施されていて、昨年は新型コロナの影響で中止されました。「猫」作品のうち、別に選出した10点については、天満屋倉敷店に今日から11月12日まで展示されています。