倉敷の伝統産業であるイグサの魅力をPRするイベント「倉敷いぐさ祭り」が現在、「倉敷アイビースクエア」内の「アイビー学館」で開かれています。倉敷周辺の地域はかつてイグサの栽培とイグサ製品の製造が盛んで、1950~60年代には畳表の生産量で全国トップのシェアを誇りました。生活葬式の変化や輸入製品の増加により栽培量は減少していますが、地場の老舗メーカーは現在でも精力的に製品開発を続けています。このイベントでは、市内のメーカー11社が出展し、約2000点の国産イグサ製品を展示販売中。花ござ、座布団、草履などの定番商品をはじめ、籠、ランチョンマット、ブックカバー、畳縁のバッグや雑貨など幅広いジャンルの製品が並んでいます。9時~17時、入場無料、7月26日まで。