次世代の物流や移動の手段として注目される「空飛ぶクルマ」の展示場が美観地区そばにオープンしました。「空飛ぶクルマ」は、中国の企業が作った機体で全長は約5.7m。16枚のプロペラがあり、最高で時速130kmで飛ぶことができます。整備したのは、倉敷市の水島地区で航空宇宙分野の研究をしている一般社団法人「MASC」です。MASCは、2023年2月に笠岡市の空港で「空飛ぶクルマ」に人を乗せて試験飛行をするなど、実用化に向けた取り組みを進めてきました。より多くの人に知ってもらおうと、展示場をオープンさせることにしました。展示場には、VR(仮想現実)で体験できるコーナーもあります。MASCは、将来的に「空飛ぶクルマ」が、災害時の支援や観光などで活用されるようPRしていきたいと話しています・この展示場への入場は明日12日までは無料でその後、有料(500円)となります。