猫城主さんじゅーろーの児童書

高梁市にある備中松山城の「猫城主」として人気のオス猫「さんじゅーろー」を主人公にした児童書が完成し、作者から「さんじゅーろー」に献上されました。昨年の西日本豪雨のあと「天空の山城」として知られる備中松山城に住みつき、昨年12月からは正式に「猫城主」として地元の観光協会に迎えられ、西日本豪雨の影響で減ってしまった観光客が再び多く訪れるようになり、被災したまちが活気を取り戻してゆく様子を描いた児童書です。作者で福岡県在住の児童書作家、西松宏さんが備中松山城を訪れ、「殿、本が完成しました、どうぞ」といって献上すると、高梁市観光協会の中村会長に抱っこされた「さんじゅーろー」は、ご機嫌な様子で頭をなでられていたそうです。