旧倉敷市庁舎、国の登録有形文化財へ。

このほど、倉敷市立美術館として親しまれている、旧倉敷市役所が国の登録有形文化財に指定されることになりました。鉄筋コンクリート地上3階地下1階、コンクリート打ちっ放しの外壁、建物南側の湾曲した庇が目を引き、エントランスの吹き抜け空間は10mを超えます。1960年に完成した、旧倉敷市庁舎は、世界的建築家・丹下健三氏が設計を手掛け、モダニズム建築の好例として、造形の規範となっています。1980年に現在の市庁舎に移転後、1983年から倉敷市美術館として開館しています。