宇内ホタル観賞旬間~小田郡矢掛町

かつては地区内の星田川に光の帯ができたというほどの「ホタルの名所」、矢掛町宇内地区は、倉敷市真備町の西隣にあります。古くからゲンジボタルの生息地として知られ、初夏には優雅なホタルの舞を観賞することができることで知られています。全国的にホタルが減少傾向にあった昭和50年ごろから地元有志によって「宇内ホタルを守り育てる会」を結成。保護育成の一環としてホタルの養殖を開始しました。活動拠点の「宇内ホタル公園」内の養殖施設では、年間約10万匹の幼虫の飼育、放流も行っています。地元住民のひたむきな努力によって今年も開催される観賞旬間の期間中は、公園内の養殖施設の見学も可能です。井原鉄道の矢掛駅からホタル公園まで、無料シャトルバスが運行されます。(会場内には駐車場なし)。今年の観賞旬間は今週末の5月25日(土)~6月3日(月)20:00~22:00。6月1日(土)には「ホタル祭り」が開かれます。問合せは☎0866-82-1016、矢掛町役場産業観光課。