倉敷市の「桃太郎伝説」「北前船寄港地・船主集落」日本遺産認定

今月24日、文化庁が「『桃太郎伝説』の生まれたまち おかやま~古代吉備の遺産が誘う鬼退治の物語~」「北前船寄港地・船主集落」を日本遺産に認定しました。日本昔話のもととなった「桃太郎伝説」は、吉備津彦命が鬼神の温羅を退治したという伝承にゆかりの深い史跡、遺跡などが中心です。岡山市の吉備津神社や倉敷市の楯築遺跡、総社市の鬼ノ城、赤磐市の両宮山古墳などで構成しています。また、日本海や瀬戸内海を巡り日本各地へ物資を運んだ北前船寄港地も同時に日本遺産に認定され、倉敷市では、下津井港や玉島の町並み保存地区などがあります。これにより、倉敷市は先に認定済みの「一輪の綿花から始まる倉敷物語~和と洋が織りなす繊維のまち~」を加えて3つもの日本遺産を持つことになりました。全国の市町村で3つものにほんいさんをもつのは、倉敷市だけだそうです。