ミズアオイの観察会~倉敷市加須山

絶滅が心配されているミズアオイが岡山県内で唯一、自生している倉敷市加須山の倉敷川沿いで、昨日10月3日、観察会が行われました。環境省のレッドリストで準絶滅危惧種に指定されている「ミズアオイ」はこの季節に、青紫色のかわいらしい花をつけます。倉敷市加須山の倉敷市加須山の倉敷川河川敷には県内で唯一の自生地があり、倉敷市や市民団体などが協力して保護活動を行っています。今年は2月に種まきを行いましたが、ジャンボタニシやヌートリアによる食害などによりうまく育たず、5月ごろに倉敷市自然史博物館友の会のメンバーが育てた自生地由来の苗を植え、10日ごとにジャンボタニシや卵の除去作業を行ったところひさしぶりに花を開いたとのことです。倉敷市立自然史博物館友の会では、来年の1月に種まきを行う予定とのことです。来年も開花するといいですね。