日本遺産巡り賞品を 倉敷市フェスにあわせスタンプラリー

倉敷市は県内初の「日本遺産フェスティバル(25,26日・倉敷アイビースクエアなど)に9合わせ、市内の日本遺産3件の構成文化財を巡るデジタルスタンプラリーを展開しています。地域を周遊してもらう狙いで、抽選で食事券などが当たります。11月30日まで。3件は「繊維のまち」「北前船」「桃太郎伝説」で、対象スポットは繊維大手クラボウの歩みを伝える倉紡記念館、桃太郎のモデルとされる吉備津彦命が鬼神温羅を退治した場所と鯉喰神社などの29カ所。倉敷市ホームページから専用サイトにアクセスし、現地を訪れるとスタンプが手に入ります。スタンプ1個につき1~3ポイントが付与され、29カ所すべて回ると50ポイントになります。賞品は4種類で、50ポイントが倉敷アイビースクエアのレストランペア食事券(抽選で3名)、30ポイントが真備町産の竹製の一輪挿し(5名)など。倉敷市日本遺産推進室は「遺産に関心を持ってもらい、フェスへの来場へもつなげたい」と話しています。日本遺産フェスティバルは倉敷市や文化庁などが協力して企画。全国104の遺産を紹介するほか、クイズ王として知られる井沢拓司さんの基調講演などを予定しています。