新年の干支・辰にちなみ、玉野海洋博物館はタツノオトシゴの企画展を開いています。来年の1月30日まで。瀬戸内海をはじめ日本近海に広く生息しており、黒色の「タツノオトシゴ」と、仲間で赤や黄色の「ハナタツ」の計5匹が展示のため新たに仲間入り。体長は8~10センチで、流されないように尾びれをサンゴに巻き付けて揺れる姿が人気を集めています。タツノオトシゴは雄の腹部にある「育児のう」にメスが卵を産み、成長するまで雄がおなかで保護する独特の子育てで知られます。つがいになると一生添い遂げることからも「夫婦円満のご利益がある」ということです。