岡山にゆかりのある妖怪をテーマにした展示会が倉敷市立自然史博物館で開かれています。自由自在に飛び回る鳥天狗に雷が落ちるとともに現れる雷獣など会場には、県内のお寺などから集めた20種類の妖怪に関する本やイラストなどおよそ40点が
展示されています。岡山県に伝わる妖怪で日本初の妖怪辞典にもその名が残っている、犬の形をしていて夜歩いている人の膝をこする「スネコスリ」。中でも注目なのは食べると不老不死になるという言い伝えの「人魚のミイラ」。浅口市の寺が所蔵するもので、今年2月から学者が研究を始めたことで話題になりました。9月25日まで開かれています。