倉敷市児島通生の景勝地・通仙園で、コバノミツバツツジが見頃を迎えています。濃淡のグラデーションが美しいピンク色の花が瀬戸内の陽光に映え訪れた人の目を楽しませています。瀬戸内海国立公園の特別地域に指定されている通仙園(約4ヘクタール)は、多島美を望む水島灘に突き出た小高い丘の上にあります。約3千本ともいわれるツツジが自生し、海や晴れ渡る空の青色とコントラストを描きます。園内の清掃を続ける地元の通生連合長寿会によると、今季は冬場の少雨と寒暖差の激しい日が続いたことなどにより開花は例年より遅れ気味です、今月に入り徐々に花を咲かせ始めたそうです。15日くらいまで楽しめそうだということです。