万博・イタリア館前にイタリア野菜の菜園 岡山県矢掛町が手がける

大阪・関西万博のテーマウイーク「食と暮らしの未来」を記念して菜園を新設されました。約10平方メートルの菜園を4つ設け、ズッキーニやカタローニャ、ファンネル、バジルなど約20種類のイタリア野菜が植えられます。イタリア農業・食料主催・森林省のフランチェスコ・ロッロブージタ大臣が菜園の落成式に出席し、「畑は食べ物を作り出すだけではなく、その環境や土地を守ってくれるもの。私たちの土地をこれから守ってくれる大切なものは農業」とあいさつで述べました。菜園は、岡山県の「矢掛町イタリア野菜プロジェクト」が手がけました。矢掛町は東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会でイタリアチームのホストタウンに認定されましたが、コロナ禍により、チームとの交流イベントが全て中止に。町内で栽培した野菜を合宿所に送りチームを応援したことをきっかけに、2022年に「矢掛町イタリア野菜プロジェクト」を立ち上げ、以降、町内でイタリア野菜の生産を進めています。