ヘビの張り子や組み木200種類 倉敷郷土玩具館 「干支づくし」展

来年の干支・巳(み)にちなみ、ヘビをかたどった郷土玩具を紹介する展覧会「干支づくし」が倉敷美観地区にある日本郷土玩具館プラスワンギャラリーで始まりました。全国各地で親しまれる品が並び、一足早い新春ムードを漂わせています。張り子、組み木、木目込み、土人形といった約200種類を展示。緑色の胴体に黄色の水玉模様がかわいい羅工房(京都市)の張り子、白地に水色を入れ愛らしい表情にしたてた「上山張子(かみやまはりこ)」(山梨県)の面、繭をやくろ、赤で着色した「まゆ細工」(岩手県)の起き上がりこぼしなど、いろや形もさまざまなヘビが大集合します。購入もでき、価格は千円~二千円程度が中心。ヘビは神の使い、脱皮する姿から「復活や再生」の象徴同じ「み」の音から「実入りが良くなる」・・・など縁起物として知られています。1月5日まで。午前10時~午後5時。問い合わせは、郷土玩具館(086―422―8058)。