めでたい絵や言葉 屛風名品展 倉敷・きび美ミュージアム

倉敷市美観地区のきび美ミュージアムで、おめでたい絵や言葉をあしらった「屛風名品展」が開かれています。新年にちなんだ企画として全4点を公開。うち2点は、倉敷市出身の洋画家寺松国太郎による各六曲一隻で、「芙蓉峰の図」は、雪がかかった富士山を、「梅下の酒宴」ウメを楽しむj女性3人を、それぞれ絹地に金箔を施した画面に描いています。もう2点を飾るのは、江戸時代の四大書僧と称され、宝島寺(倉敷市連島)の住職を務めた寂厳の書。「鶴」「亀」の文字を入れた二曲一隻と、唐代の詩人・杜甫による酒にまつわる漢詩を題材にした六曲一隻が並びます。会期は4月16日までです。原則、月、火休館日入館料700円。