来年の干支「巳」をかたとどった全国の郷土玩具を集めた展示会が倉敷美観地区のギャラリーで開かれています。愛嬌のある顔が特徴の福島県の「三春張り子」や岩手県のまゆ細工の起き上がりこぼし。倉敷美観地区の日本郷土玩具館で開かれている「えとずくし展」には、2025年の干支「巳」をモチーフにした全国各地の郷土玩具が一堂に会しています。土人形や紙細工、組み木など200種類が展示され、岡山県指定の伝統工芸品倉敷はりこや津山市で作られた竹細工など県内で作られたものも並んでいます。作品は購入することができ、新年に向けて松竹梅のデザインやしめ縄飾りを求めて毎年県外から訪れる人もいるということです。金運や子孫繫栄の象徴とされる「へび」と商売繫盛の象徴・招き猫がコラボレーションした遊び心あふれる作品も並んでいます。郷土玩具以外にもガラス細工やタペストリーなど様々な形や表情のへびが集まっています。えとずくし展は、来年1月5日(日)まで日本郷土玩具館プラスワンギャラリーで開催されています。