明治の倉敷を舞台にした映画「倉敷物語はちまん」の全国上映が行われています。製作委員会がクラウドファンディングで資金調達して実現しました。9月からは東京の劇場で上演し、岐阜、神奈川などでも計画が進んでいます。映画は、いがらしゆみこ美術館出版の小説が原作。お転婆を意味する方言「はちまん」と呼ばれ、激動の時代を生きるヒロイン・藤乃の姿を描きます。実業家の大原孫三郎ら実在の人物や史実を交えて、地元の子供たちが重要な役を演じています。第一弾として7月下旬から今月上旬にかけ大阪のミニシアターで公開。東京では9月1日~3日に「シネマハウス大塚」で上映されます。その後は岐阜県高山市、神奈川県鎌倉市のほか、岡山県内でも真庭市蒜山などで計画があります。