瀬戸内の春の風物詩、鯛の浜焼きづくりが今日から笠岡市で始まりました。今朝、笠岡諸島の真鍋島沖で取れた、丸々と太った天然の真鯛は春の産卵期を迎え桜の咲くころに取れることから「桜鯛」と呼ばれます。作業は、重さ1.5㎏程の鯛に食塩水を注入した後、1匹ずつ稲わらで包みます。そして蒸し器で40分ほど蒸した後1日乾燥させて、竹で包んで完成です。鯛の浜焼きは縁起物の贈答品として人気で、1匹15000円~20000円で、全国に発送されます。笠岡魚市場では、作業は5月中旬まで行われ、約200匹が生産されますが、すでに半分ほどが予約で埋まっているそうです。