高梁市の中高生が絵を描いたTシャツ400枚を展示する初のアートイベント「たかはしJOYNART(ジョイナート)」が、国重要伝統的建造物群保存地区の吹屋ふるさと村(高梁市成羽町吹屋)」など市内6会場で開かれています。10月3日までです。新型コロナウイルス禍でがっこうかつどうが制限されている生徒に、芸術や地域の歴史に触れてもらおうと、高梁市観光協会吹屋支部などが企画。世界的人気映画の背景画を手掛けた吹屋地区出身の谷雅彦さん(アメリカ在住)が制作した原画(6メートル四方)を分割して中高生と住民計400名に割り当て、白地のTシャツに絵の具で描きました。各会場にあるQRコードを読み取ると、かつて高梁川を往来していた高瀬舟が宇宙に飛び出す様子を描いたモザイク画の全体像を見ることができ、訪れたアートファンはスマートフォンを使いイベントを楽しんでいます。鑑賞は無料です。他の会場は、高梁市図書館、城町ステーション、うかん常山公園、弥高山公園、広兼邸。