雲海に浮かぶ「天空の山城」 高梁市・備中松山城で発生ピーク

標高430メートルにそびえる備中松山城は今朝10日朝、周辺に雲海が発生し、幻想的な「天空の山城」へと姿を変えました。
日が昇るにつれ、山々の間に広がった分厚い雲がゆっくりと流れだします。国重要文化財の天守と二重櫓が、赤や黄色に色づき始めた木々とともに陽光に輝きます。やく1キロ北東にある展望台では、待ち構えた写真愛好家たちがレンズを向けます。雲海は、晴れて地表の熱が奪われる放射冷却の影響で、空気中の水分が霧になる現象です。発生のピークは12月上旬まで続くそうです。