色づくアッケシソウ 赤く海辺染め 浅口の自生地

環境省のレッドリストで絶滅危惧Ⅱ類に指定されている海浜植物・アッケシソウが、浅口市寄島町の自生地(市天然記念物)で赤く色づき始め、保護活動に取り組む地元「アッケシソウを守る会」が11日、紅葉宣言を出しました。明日、13~22日に一般公開されます・国内では北海道と瀬戸内海沿岸に分布ヒユ科の1年草。塩分を含む湿地に生え、秋の深まりとともに、高さ10~45センチの茎が緑から赤になります。「アッケシソウを守る会」によると、約30アールの観賞エリアは5日ごろから色づき始め、2割ほどが赤くなっています。公開終盤にかけてピークになる見込みで、期間中、エリア近くまで車で入れるようにし、「アッケシソウを守る会」
のメンバーが案内します。”海辺の紅葉”とも呼ばれ、浅口市の秋の観光名所になっています。一般公開は午前9時~午後4時まで。問い合わせは、「アッケシソウを守る会」の事務局の浅口市教育委員会寄島分室(0865ー54ー3110)。