水島臨海鉄道全駅 デジタル掲示板導入 列車位置スマホで確認サービスも

水島臨海鉄道は、全駅のホームにデジタル掲示板を導入しました。乗客の利便性向上と安全対策強化が狙いです。併せてスマートフォンで走行中の列車の位置をリアルタイムで確認できるサービスなども始めました。掲示板は10駅の12ホームに各1台と倉敷市駅の改札口に1台の計13台を設置。先発、次発、次次発の列車について行先と出発時刻、遅延情報を表示するほか、列車接近時には
「まもなく列車がまいります」と案内があります。自動音声、英語表記にも対応しています。位置確認サービスは、水島臨海鉄道のホームページに「列車走行位置」と題したリンクを設けています。駅ごとの時刻表も見ることができます。このほか、列車接近時にホームで流す「接近メロディー」も初めて採用。倉敷市駅では、コンビナートの夜景や瀬戸内海の輝きをイメージして東京音楽大学大学院生の柳田淳記さんが作ったオリジナル曲「あかり」を選びました。ほかの駅は柳田さん作品とは別の2曲です。これまでは列車の接近や出発時刻を知らせる装置はなく、線路をのぞき込むお客さんも少なくなかっといいます。これらは、3月下旬に運用を開始しています。