水島図書館で「戦災のきろく展」

水島空襲(1945年6月22日)や戦時中の倉敷市民の生活を伝える「戦災のきろく展」(倉敷市主催)が今日から、倉敷市水島青葉町の水島図書館で始まりました。空襲の激しさと平和の尊さを物語る写真や遺品約30点が並んでいます。26日までです。水島空襲は軍用機を生産していた三菱重工業水島航空機製作所(現三菱自動車水島製作所)を米軍のB29爆撃機110機が襲来。11にんが亡くなり、46人が負傷したとされます。展示は骨組みだけの工場や飛行機の残骸が残る空襲直後の製作所を捉えた写真をはじめ、武運長久を祈った千人針、銃弾が貫通した跡が残る日章旗が並びます。兵士が戦地から送った手紙には「皆の幸せを祈っている」など、家族を気遣う言葉が見られます。24日休み。午前9時~午後7時(26日は午後3時半まで)。29日~8月2日は市役所1階での展示となります。