倉敷美観地区のいがらしみちこ美術館が出版した小説「倉敷物語~はちまん~」の実写映画化が決まり、撮影が進んでいます。小説「倉敷物語~はちまん~」は、いがらしみちこ美術館開館10周年を記念して美術館の三城誠子館長が執筆出版したものです。2020年に開館20周年を迎え、コロナ禍の中でも倉敷に明るい話題を作りたいと実写映画化が企画されました。「はちまん」は、倉敷弁で元気なおてんばを意味します。明治から昭和初期の倉敷の街が大きく変わる激動の時代の中で、「はちまん」の愛称で呼ばれるヒロイン・藤乃の生涯と恋愛模様を描いた物語です。大原孫三郎や児島虎次郎など実在した人物も登場します。撮影は去年10月から倉敷美観地区を中心に県内各地で行っていて、出演は美術館や倉敷のPRを行うプリンセスアンバサダーが中心となっています。映画は今年8月中のクランクアップを目指していて、秋に公開の予定です。