倉敷市出身で投手、監督として日本のプロ野球を盛り上げてきた星野仙一さんの思い出の品々を展示する記念館が来月11月末で閉館すると発表されました。2008年オープンした星野仙一記念館には、これまでおよそ50万人、多い時で1日1000人を超えるファンが訪れました。展示品には幼少時に使っていたグローブや倉敷商業高校時代のユニフォームなどがあり、燃える男、闘将と呼ばれ多くのファンに愛された星野さんのこれまでの歩みを知ることができます。40年前からゴルフ仲間だった館長の延原敏明さんは、80歳を超えた体力とコロナの臨時休館の影響を考えて閉館を決めたということです。およそ1000点ある収蔵品は倉敷市に寄贈され、今後は市が展示場所などを考えていくということです。