明治時代に建設され、10年前まで使われてきた、高梁市の旧吹屋小学校の保存工事が終わり、先週21日に観光施設として新たにオープンしました。高梁市成羽町にある旧吹屋小学校は明治33年から42年にかけて建設された木造校舎で、平成24年に閉校するまで、1世紀以上にわたり、子供たちの学び舎として使われてきました。この校舎を保存するための工事が、7年近い歳月をかけて3月に完了し、この21日に観光施設としてオープンしました。校舎の中には、当時の小学校で使われていた理科の実験器具や音楽の楽器、それに子どもたちが描いた絵などが展示されていて、歴史ある学校の様子を感じられるようになっています。今後はイベントなども行って、新しい体験ができる施設にしていきたいとのことです。観光施設となった旧吹屋小学校は、毎日午前10時から午後4時まで見学することができ入場料は大人500円だということです。問合せは、高梁市立旧吹屋小学校☎0866-29-2811。