修復作業終わり「受胎告知」公開～大原美術館

大原美術館が所蔵するエル・グレコの「受胎告知」の修復作業が終わり、公開が再び始まりました。汚れの除去などを行い、作品本来の鮮やかな色合いがよみがえったそうです。当面は１２月２１日まで公開します。その後、他の美術館に貸し出す予定です。この作品は、ギリシャ出身の画家エル・グレコが１５９０～１６０３年ごろに製作。１９２２年に洋画家児島虎次郎がパリで購入したもので、大原美術館に展示されています。絵画には聖母マリアが大天使ガブリエルからイエス・キリストを身ごもったと告げられる聖書の場面が描かれています。