マスキングテープで倉敷イメージ　オーストラリアの芸術家２人制作

人気雑貨マスキングテープ（ｍｔ）を使い倉敷市をイメージした華やかなインスタレーション（空間芸術）が、倉敷アイビースクエア愛美赤煉瓦館でお披露目されています。オーストラリアを拠点に活動する男女人の芸術家Ｐiｐ＆Ｐo（ピップ＆ポップ）が制作しました。２９日まで展示しています。淡いピンクや緑、青など色とりどりのｍｔで表面に幾何学模様を描いた星型オブジェ（直径１～２メートル）が計１０点並び、ゆっくりと回転します。床も虹色のグラデーションが輝きます。家族連れや観光客が写真を撮ったり、隅々から眺めたりと思い思いの時間を過ごしています。展示はｍｔを手がけるカモ井加工紙が工場見学ツアーに合わせて企画。２人は昨秋に美観地区を訪れて和の伝統模様などを視察し、倉敷らしさとして明るい色合いを用いる着想を得たそうです。３月に再来倉して仕上げました。入場は無料。午前１０時～５時半まで。無休。会場ではｍｔの販売、うちわや傘を彩るワークショップ（一部有料）もあります。