深海生物のキモかわいい「ダイオウグソクムシ」が、玉野海洋博物館に仲間入りしました。体長は約30cm、体重500gで見た目は巨大なダンゴムシそのもの。「気持ち悪い」と言われがちだが、どこかかわいらしいビジュアルで強烈な存在感を放っています。ダイオウグソクムシはメキシコ湾などの水深200~2000mの深海に生息。ダンゴムシやフナムシと同じ等脚類で最大で50cmにもなるそう。海底に沈むクジラなどの死骸を食べるため「海の掃除屋」とも呼ばれているそうです。別の水族館から1匹譲り受け11月中旬から公開しています。玉野海洋博物館によると、生態はよくわからず、じっとしていることが多く、運が良ければ体を丸めたり、足をばたつかせたりするのが見られるそうです。