イトカワ りゅうぐう粒子を同時に 倉敷科学センター 16日から展示

日本の探査機はやぶさ、はやぶさ2がそれぞれ小惑星イトカワ、りゅうぐうで採取した試料の両方をまじかに見られる展示会が16日から、岡山県で開かれます。近年の宇宙探査の成果を知る世界的にも貴重な”ダブル展”で、兵庫県などに続き全国5カ所め、中四国地方では初の開催となります。会場は倉敷科学センター。はやぶさが2010年、はやぶさ2が20年に地球に持ち帰った粒子を1粒ずつ透明ケースに入れて公開します。大きさはイトカワが0・05ミリと肉眼では見えませんが、りゅうぐうは2・87ミリあり黒い粒がわかるそうです。顕微鏡の拡大映像モニターで流し、小惑星や探査機の模型も合わせて紹介します。会期は12月1日まで。月曜日休み。入場無料。問い合わせは、倉敷科学センター(086―454―0300)。